社会への取り組み
当社が取り組む事業は、様々なステークホルダーの方々によって支えられています。ステークホルダーの皆様の期待に応え信頼を得ていくことで、豊かな社会の実現に貢献していきます。
ダイバーシティ&インクルージョンの推進
当社は従業員一人ひとりが最大限に力を発揮し、柔軟な働き方の推進や職場環境づくりに取り組んできました。現在、少子高齢化や人口減、働き方や考え方の多様化、DXの推進など、当社を取り巻く環境は急激に変化しています。
多様化するお客様に感動していただけるサービスを提供していくために、より自由闊達で創造性を発揮できる公平な企業風土を醸成することが必要と考え、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の推進に取り組んでいきます。
そして、従来から取り組んできた両立支援・女性活躍・障がい者雇用だけでなく、外国籍従業員やLGBTQ等、多様な個性や価値観、働き方を受け入れていくことで、これまで以上に従業員一人ひとりが活躍できる社会を目指します。
女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画
<実施期間 2025年4月1日~2028年3月31日>
達成しようとする目標の分類 | 当社の目標の内容 | 取り組みの内容として定めた事項 |
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女性労働者に対する職業生活に関する機会の提供 |
管理職に占める女性労働者の割合を25%にする
係長級にある者に占める女性労働者の割合を41%にする
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係長級候補や管理職候補に向けて育成研修の企画・策定 (研修等を通じて、ひとつ上の高い視野・視点で考える事ができる人財を育成、 キャリア機会の損失を防ぐ) |
職業生活と家庭生活との両立に資する雇用環境の整備 | 男性育児休業(2日以上)取得率79%にする | ・上司を通じた男性労働者の働き方の 見直しなど育児参画の促進 ・利用可能な両立支援制度に関する 労働者・管理職への周知徹底 |
ダイバーシティ&インクルージョン推進への取組
仕事と育児の両立支援の更なる推進
コネクシオでは仕事と育児を両立しながら働く従業員へ更なる支援のため2024年度、時短勤務制度を小学4年生修了時までと致しました。
また、2025年4月育児・介護休業法の改正に伴い、コネクシオ独自にひとり親の看護等休暇の付与日数についても拡大しています。
延長保育や病児保育、ベビーシッター等のサポートを利用し勤務する従業員へ利用料金についても助成を行っており、従業員ひとりひとりの個性を最大限に活かし、更なる活躍を推進しています。
女性活躍推進の取り組み
2024年10月より不妊治療助成制度を新設しました。
高度生殖補助医療を対象として、
・出生支援金の助成
・高度生殖補助医療を理由とする休職
を設けています。
また、費用補助や休職制度のみならず、オンライン研修を通じて、当事者への情報提供はもとより全従業員へ向けて理解浸透を図っています。
従業員が不妊治療を受けながら仕事と両立する社員が活躍できる職場づくりに取り組んでいます。
男性社員の育児休業取得推進
男性育休取得の理解浸透と推進を図る取り組みとして、取得対象者だけでなく、全従業員に向けてオンラインにて動画配信を行っています。
また、取得対象者向けに制度説明や育休のメリット、子育ての工夫等を記載したガイドブックを作成しています。
2022年度以降、更なる男性育児休業取得率向上に努めており、取得率は継続して80%を超えています。
障がい者の活躍推進
個々の障がい特性に合わせて働きやすい環境整備を図っています。
毎年行われるコネクシオの全社表彰で、2023年度・2024年度に、全従業員の中から、障がいのある従業員がグッドサポート賞等を受賞し、躍進しています。
特例子会社であるコネクシオウィズを含め、障がいのある従業員は、コネクシオグループ全体として90名在籍しており、一丸となって活躍を推進しています。
特例子会社:コネクシオウィズ株式会社

コネクシオの特例子会社として、2007年6月に障がい者雇用の促進を目的として設立いたしました。親会社における仕分け・梱包・発送業務や販促ツール作成業務、モバイルデバイスの各種設定業務などを中心に、非営業部門を支援する業務へも業容を拡大するとともに、外部のお客様からの業務も受託するなど、年々活躍の裾野を広げています。
これからも次々と訪れる変化に対し、障がい者ひとりひとりの個性を理解・了解・納得したうえで、各々の個性を活かした仕事と働く場所を生み出しています。私たちは、この社会で多様な人々が仕事を通じて輝き、成長実感を得ることができる場所の創出と、その先の支援までを行い、社会に貢献してまいります。