INTERVIEW
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コネクシオとの出会いが
新たな世界を拓いてくれた
村井 沙智代
ショップビジネス戦略部 ショップ企画課
2018年入社
※掲載内容は取材当時のものです
本気で「一緒に」と口説かれて
私は生まれつき下肢に障がいを持っています。ただ、大学時代までの生活ではそれほど問題はなかったので、当初は生まれ育った新潟で就職しようと考えていました。しかし、多くの企業が自動車通勤という思いがけない壁にぶつかり、障がい者就職支援情報誌が主催する就職フォーラムに参加したことがきっかけでコネクシオと出会いました。
会社見学で感じたのは、社員一人ひとりを大切にしている和やかな雰囲気です。面談を進めていくなかで、店舗での接客業務はお客様の目線まで姿勢を低くするために屈む必要があり、自分が勤めることは難しいと分かったときも「東京本社で事務中心の仕事なら村井さんの力を発揮できるのではないですか」と提案いただき、それまでは考えてもいなかった東京での就職を本気で考えるようになりました。実は公務員採用試験も受験していたのですが、障がい者採用について実績があり、私が就職するに際して生じる可能性がある問題について、様々なサポートを考えてくれていたこと、そして何より「村井さんと一緒に働きたい」と本気で思ってもらえていると感じてコネクシオへの入社を決意しました。
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仲間との絆を感じられる職場環境
配属されたショップ企画課は、全国の支社と連携しながら、全国のドコモショップに関わる業務や計数管理、会議体の運営、在庫統制、内部統制等を行う部署です。仕事は主にデスクワークで行い、基本は在宅勤務で週に一度の本社勤務があります。私は満員電車での通勤が困難なため、本社近辺に住居を構え、徒歩で通勤しています。
私は、店舗ごとの来客数や販売数、営業利益などの各種実績データを抽出・集計し、社内情報として掲載・発信する業務を担当しており、作成した資料は会社運営や店舗運営に役立てられます。ルーチンワークが得意な私にとってはうってつけの仕事なのですが、期変わりなどにデータの項目や形式の変更などがあると、まだ自分ひとりでは対応できない事態も生じます。そんなときはWEBオープンルームやLINEワークスを活用して、前任者や上司に相談します。最初は自分の担当業務は自分がもっとも習熟しているべきだという気負いがあり、直面した課題を抱え込んでしまったこともありましたが、作業が停滞していることに気づいた先輩から声をかけていただき、何が本当に必要な情報か、ここを変えたら更新も簡単でより活用しやすいものになるのでは?とアイデアを出し合っていただき課題を解決することができました。以来、解決できないことは、ひとりで悩まず相談することも大切だと考えるようになりました。在宅勤務でも仲間との絆を感じられる環境を、私はとても気に入っています。
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自分で限界を決めてしまっていませんか?
今の課題は思い込みを少なくし、柔軟な対応ができるようになることです。たとえば「Aの資料はありますか」と問われ、それが存在しなければ「ありません」と私は答えてしまっていました。でも先輩は「AはありませんがBとCから傾向は推測できます」と柔軟に対応されるのです。そんな知識と経験に裏付けられた柔軟性を、ぜひ私も身につけたいと思っています。
今は、仕事を進めるなかで、自身の障がいを意識することはほとんどありません。障がいの有無に関わらず責任ある仕事を任せてもらえますし、評価は成果に応じて行われます。また、社員の多様な働き方を支える各種制度が整っていることも、理由のひとつかもしれません。本社でも多くの女性社員が時短勤務やフレックスを利用して、育児と仕事を両立しております。私もフレックスにはずいぶん助けられていて、舞台や映画を見に行くときなどよく利用しています。新潟で就職していたらこうした一人暮らしを楽しむこともなかったでしょう。
障がいを持つ方には、ぜひ広い視野で企業研究することをお勧めします。自分にできるのはこれだけと限界を決めてしまっては、せっかくの可能性を自分でつぶしてしまいます。「できない」のではなく「やったことがない」だけです。それがコネクシオと出会い、新たな世界を見つけた私からのアドバイスです。
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